隣同士なのに交じることは無い
同じ景色の中で忘れられてゆく
この惰性が好きで変える気など無い
無計画な毎日を彷徨い続けた

惑星ぐるぐる廻って　文明ばかりが進んだ
ただそれだけなのって　僕は思うよ
水金地火木　世界は繰り返してフライバイ
ただ軌道を描いてるだけ

君じゃないとダメか？僕じゃないとダメか？
そんな筈は無いけれど理想はどうですか
忘れないでいてね　無くさないでいてね
それは無理な願いで希望も持てないな

惑星ぐるぐる廻って　人類戦争始めた
愚かなことだよって皆は言うけど
水金地火木　土曜は
パーティーナイトでモンキーダンス
結局頭がカラッポなだけ

くだらないね　街角で揉める社会人
わからないね　ありあまるお金の価値
とりあえずは周りに合わせればいいよ
ヒトひとりで変わりはしない

惑星ぐるぐる廻って　文明ばかりが進んだ
ただそれだけなのって僕は思うよ
水金地火木　世界は繰り返してフライバイ
ただ軌道を描いてるだけ

惑星ぐるぐる廻って　また月火水木金土日月
繰り返してばかり　馬鹿みたいだね
星の海に浮かんだ　月兎のクレーター
僕らを見て嗤ってるのね

嘘つきが僕らを騙してて
気付いたら何も見えなくなる
バラバラになる筈だったのに
何ひとつ正しくなく見えて

誰かが決めた法則とか
重なる理由なんかは要らないのに

だいたい彼女は話も聞かずに
摩訶不思議な絵を描いてる
月との距離計算できても
僕との距離測れないでいる

幾何学だかなんだか知らんが
嬉しそうに君は話す
偶然僕らは出逢ってしまった
天文学的数字を超えて

眠らない世界が眩しくて
目を閉じる暇もなくなるのさ
わからないことを大事にして
思い出すための夢を見てた

オレンジ色の箱が走る
いつもと同じ景色の窓のそばで

正解なんかはありもしないのに
答えのないものを嫌う
すぐ隣で話をしてても
僕との距離分からないでいる

幾何学とか難しいことは
誰かに任せればいいのさ
世界が描くルールを無視して
感情的に前に進め

誰かが決めた法則とか
重なる理由なんかは要らないのに

だいたい彼女は話も聞かずに
摩訶不思議な絵を描いてる
月との距離計算できても
僕との距離測れないでいる

幾何学だかなんだか知らんが
嬉しそうに君は話す
偶然僕らは出逢ってしまった
天文学的数字を超えて

理由もなく話したくない
過程のない A を信じない
貴方のくだらないポリシー
誰か色に染まっていくね

気分任せなんて言っては
手加減ない i を乗算して
存在すらしない好奇心に
擽られる淡い奇遇

見逃すsin 比率教えてよ
きっと同じじゃない
難しい言葉では
解辿れないの

曖昧なのが好きじゃないのに
感覚じゃどうにもなんないよ
一体どれだけ遠くて
一歩でどこまで近づくの
ハートを増やすための法則を
ちょっとでも知りたいだけなのに
全くどうにも上手くいかないの

線形的思考法は
形のないものに通じない
区別のできない値を
私はサンプルにはしない

どこかでまた逢えるなんてさ
違和感ないような展開して
未だに思い出せるシーン
混在するは対偶

密なデザイン　昨日をイミテイション
取って付けた答え
　 私に足りないものを
どうか教えてよ

不完全なまま日々をシミュレート
ちょっとでも正答するために
毎晩ルート断ち切って
全数分岐を探索
でも　ゲームみたいに
ハイか　イイエの
選択で決められないならば
考えていてもクリアできないの

選んだ会話　間違っていたのかな
コマンドにはない選択肢が正解かぁ
分からないなぁ　〇と×の境界線を
教えてよ

貴方の書いた手紙によれば
今夜は満月らしい
一体何が言いたくて
暗号みたいな詩を書くの
ハートの数も分からないまま
前には踏み出せない私
ゆっくり手を引く文学少年

足りない筈の i のパラメータ
アバンチュールに程遠い物語
一体何が実数で　想いを象る式はどれ
ハートの数もわからないのに
同値と決めつけている
やっぱり貴方は文学少年

本当にもしも命題が真なら
根拠もなく信じるなら
全ては外れ値だね
私があなたを模して言葉を贈るなら

例えばそうね
月まで歩きましょう

夏って不気味だね
33℃のぬるま夜に浸かる
男女は征く
恋って不思議だね
人影を踏みながら歌うは
恐らく流行歌

まだ揺れている
まるで未練があるみたいだ
All or Summer
秋が来れば消える
寒気がする
まるで怪談みたいだ
後ろ髪のカーテン
またいつかと嗤う

夏って素敵だね
暗中何度も打ち上げられる
赤白黄色
恋って不敵だね
道中愛想を振り撒く笑顔は
悪魔か幽霊か

まだ見えている
まるで未練があるみたいだ
All or Summer
秋が来れば消える
寒気がする
まるで怪談みたいだ
後ろ髪のカーテン
またいつかと揺れる

揺れる揺れる
金魚みたいに揺れる
揺れる揺れる
風鈴みたいに揺れる
消える消える
花火みたいに消える
消える消える
煙みたいに消える

考えている
代わりのものがあるかを
あるはずが無いので
きっとまだここに居る
ちらついている
居ないはずの君がいる
イチニノサンシで
人混みへと消える

寒気がする
まるで怪談みたいだ
後ろ髪のカーテン
またいつかと嗤う
妙に冷えている
まるで南極みたいだ
ひらひら消えてく
浴衣纏うオーロラ・サマー

明日の天気予報は雨のち快晴らしい
窓には雨の粒が泳いでる
今頃何処に居るのか
それすら分からないんだ

あの日の風の匂いもまだ覚えている
タバコの煙みたいに
消えてみたくなった

今から
黒い車に乗っかって
海の見える街まで飛び出そうか
夜の首都高に
林檎様のアルバムがよく似合うな

まるで宇宙船みたいに
加速していく右車線には
遮るものはもう何も無いさ

昨日の天気予報はどうやらハズレらしい
僕らの見てる空は星が降っている

約束などは無いよ
逢える気がしたんだ
暗闇の道を照らして走ってく
タバコの煙みたいに
揺れていたくなった

今から
迎えに行くから
窓を開けたままでそよいでいてよ
トリップしそうなスキールと
水平対向の音が響くまで

まるで宇宙船みたいに
浮遊している流れ星の
横を走るのは黒い車

雨の中も風に吹かれていても
傷だらけになっても
僕を運んでくれる
まだ走れると叫んでいる

黒い車はもうきっと
不治の病かなんかに侵されていて
とまってしまうその日までは
僕を乗せて走るんだ

まるで宇宙船みたいに
加速していく右車線には
遮るものはもう何も無いさ

今から迎えにいくから
窓を開けたままでそよいでいてよ
トリップしそうなスキールと
EJ20の音が届くまで

まるで宇宙船みたいに
星の海を泳いでいるのは
時代遅れの黒い車

ずっと探してたんだ
消え去るための歩き方を
そのためにはきっと
あらゆる場所を探さなきゃね

何もかもが輝いてた
そんな魔法も解けそうで
明日になればその言葉も
僕らにとって特別な物じゃ無いのさ

忘れもしない
思い出や笑い話すら
僕らの世界を
知らしめる事はできなくて

神の加護があるとすれば
こんな魔法もいらなくて
忘れもしないその言葉は
そこらの本や辞書には書いていないのさ

時が過ぎて
僕らを知る人もいなくなったら
意味などないから
全てを忘れさせて
とっておきの魔法で

街で笑う淡い光は
潜んだ理想を纏めてて
消えたいと願う人には
残酷だった現実さ

何もかもが輝いてた
そんな魔法も解けそうで
例えば君と僕がいても
そこにはきっと特別な意味はないのさ

濁った色で浮いている
空の機嫌を伺って
狂った町のサイレンは
すれ違う人を惑わせる

真夜中に目覚めて
眠れないなら
ランプを付けたまま
朝を待つのさ

苦しみばかり数えてて
ミルクの味に気づけないだけさ
とびきり甘いコーヒーで
全てを思い出させてあげるから
忘れないように

狂った町を抜け出して
どこかに消えてしまいたい
終電ばかり気にしてて
つまらない日々を過ごしてた

どうにもならないなら
やめてしまおう
少しだけ僕には
早すぎたのさ

真夜中に目覚めて
眠れないなら
ランプを付けたまま
朝を待つのさ

苦しみばかり数えてて
ミルクの味に気づけないだけさ
とびきり甘いコーヒーで
全てを思い出させてあげるから
会いに来てよ

窓辺に咲いたカトレアが
僕らの声をいつも聞いていた
眠れぬ夜も分け合って
独りじゃ気づきもしない感情に
味をつけていた

心の半分を溶かして
白線を引いてあげるよ
もう迷わないように
もう失わないように

残りの半分も砕いて
この歌に混ぜているから
もう僕にはこれしか無い
そうやって生きていくから

毎日SOS 眩しくて死にたいな
昼にカーテン開けたくないよ
一本調子でさ どうなるか分かんないね
見たくもない世界をPolling

現実追う日々がもう嫌になってんだ
命背負って肩凝ってんだ
現実逃避はもう癖になってきた
興味もない世界をLoading

嗚呼 君にとっては
欲しいものなのかもしれない
嗚呼 ならばもう
全て使ってしまいたいや

心の半分を溶かして
白線を引いてあげるよ
もう迷わないように
もう失わないように

残りの半分も砕いて
この歌に混ぜているから
もう僕にはこれしか無い
そうやって生きていくから

富 名声はありふれているんだっけ？
どれぐらい大切なんだっけ？
僕、何を欲しがっていたんだっけ
盲目は果たしてどちら

一方彼女は文字通り完全な
暗闇を歩いているのに
心なしか僕よりも安定した
足取りで世界をWalking

嗚呼 僕にとっては
不要なものなのかもしれない
嗚呼 ならばもう
全て忘れてしまいたいや

綺麗なものを愛してしまう
彼女には解らないのに
鮮やかな景色とか
フィルムのワンシーンだとか

つまらぬ感性に先入して
また今日もすれ違うのを
運命のせいにして
どうやって救えるんだろうか

貴方はもう気付いてる
そして云う
「そこまで不幸じゃないのになぁ」
頼りない僕の迷いがちな
冷たい手を引いて

「私は何も知らない」
「でも確かに生きているから」
「知る必要などない」
「これが私の世界」

残りの半生に追いやって
情を売った報いなのかと
救いが無いのなら
もう神は居ないのかと

「哀れだなんて言わないで」
「思うより素敵なんだよ」
「嫋嫋とした雨音に」
「秋晴の候を貴方と感じ」
「夜風と共に揺らいで」
「慶福を覚えているなら」
「もう光は必要ない」
「そうやって生きていくから」

80倍に加速して
見えなくなった周りの影
110倍のスピードで　
あなたを連れ出しに行く
60倍で過ぎ去った
通行人の間を縫って
300倍に膨らんだ
この気持ちは何？

突拍子もない　感情などない
欠陥だらけで　ちょっぴり可愛い
緊張でもない　感動でもない
結局どこかで　はっきりできない
一生バイバイ　そんな訳ない
絶対どこかで　バッタリ会ったり
そういう寸法　どういう方法？
一体いつまで　このまま？

80倍に加速して
見えなくなった周りの影
110倍のスピードで
あなたを連れ出しに行く
60倍で過ぎ去った
通行人の間を縫って
300倍に膨らんだ
この気持ちは何？

突拍子もない　感情などない
欠陥だらけで　ちょっぴり可愛い
緊張でもない　感動でもない
結局どこかで　はっきりできない
一生バイバイ　そんな訳ない
絶対どこかで　バッタリ会ったり
そういう寸法　どういう方法？
一体いつまで　このまま？

80倍に加速して
見えなくなった周りの影
110倍のスピードで
あなたを連れ出しに行く
60倍で過ぎ去った
通行人の間を縫って
300倍に膨らんだ
この気持ちは何？

80倍に加速して
110倍のスピードで
60倍で過ぎ去った
300倍の感情が

絶妙だったスピードは
30倍の速さで死んで
間違っていた僕たちの
想いが見え隠れする
終わりかかった関係は
60倍の悔悟になって
また冗談と知らぬまま
さよならバイバイバイバーイ

小さいことが気になりだして
大事なものを見失いそうだ
本当のことは黙っていても
誤魔化し方が分からない
遠ざけすぎないように
近づきすぎないように
二人の距離を見計らっているの？
理屈がどうなるだとか
愛だの恋だのじゃないよ
知らないフリして気付いてる

君のことを思い出した
夜の駅や街の角で
君と僕が出会うような
「偶然」なんかじゃ足りないよ
僕の息が続く限り
君が僕を見てる限り
カラッポになってしまうまでは
走れ、走れ、君のもとへ

小さいことが気になりだして
安全な方を選びそうだ
本当のことが分かっていても
踏み出し方が分からない
このまま二人が黙って
いつかの別れが済めば
僕らは一人で歩いてゆく
理屈がどうなるだとか
愛だの恋だのじゃないよ 本当は君もそれを分かってる
「意味」は別に必要ないし
「富」も「神」も興味ないけど
君を想う気持ちだけは
有限なんかじゃ足りないよ
いずれ尽きるこの感情が
知らぬままに流れ落ちて
カラッポになってしまう前に
届け、届け、君のもとへ

今生の思い出に
僕との出会いをひとつどうだい
簡単な言葉で問いかけてみる
完全な人など
存在しないと気づいたんだ
安定を無くした君の目の前で

他人と違うことを恐れ
染まりたがる群衆の中
分かれ道で止まる君の
手を引いて歩きだす
僕の息が続く限り
君が僕を見てる限り
カラッポになってしまうまでは
走れ、走れ、君のもとへ

消えてしまう言葉だけじゃ
伝わらないものがあるよ
飛ばす視線　迷うフリも
偶然なんかじゃないんだよ
無視できないその感情に
君はきっと気づいてるよ
カラッポになってしまう前に
届け、届け、僕のもとへ